港北ニュータウン緑の会

 
 

公園や民有地の雑木林や竹林、草原の管理、保全、育成を行い、街中に残された自然の保護といろいろな生物との共生を図っています。特に竹林からの雑木林の復元に取り組んでいます。この事業を行うにあたり、市民の能力向上のため「雑木林塾」や「自然観察会」、各種講習会を開催しています。毎月第4日曜日に定例作業を行っています。ぜひご参加ください。

 

港北ニュータウン 緑の会

竹でコップや花瓶など面白い作品ができますが、すぐにカビが生えて黒ずんでしまいます。これは竹の表面を覆っている薄皮にカビが生えるためです。この薄皮を剥がすとカビが生えず、年月を経ると美しい落ち着いた色になってきます。そこで、脱脂した竹灯籠を作りました。

 8月21日(日)午前9時に子供6名を含む21名の方が参加して都筑民家園厨房前で製作を始めました。子供たちは竹切が面白いようです。ノコギリは引くときに切れることを大人達が教えています。切った竹に竹灯籠の穴を電動ドリルで開けました。開ける穴の位置をデザインした紙を貼り付けました。講師は竹灯籠作りの専門家の山崎佳之氏です。

 出来上がった竹灯籠を重曹溶液で40分間煮沸します。水30㍑に重曹1㎏を溶かし、薪コンロを使って沸かしました。炭バサミや棒で作品を取り出し水で洗い、タワシで表面のヌルヌルした薄皮を取り除きました。竹の内側の薄皮も取ります。薄皮はなかなか取り切れません。何度も擦ります。フシや枝の付け根はゴミやよごれで黒ずんでいます。これも歯ブラシや竹串できれいに取ります。

 作品はなかなかの出来栄えです。参加者は皆さん大満足でした。竹灯籠は数か月で黄色みを帯びた落ち着いた色に変わってきます。楽しみですね。

 この後、倉庫前に移動し納涼会を行いました。